個人や企業が国を訴えたり,逆に国が個人や企業に対して訴訟を起こした際には,法務省の訟務担当職員が国の代理人として裁判を行います。法務省の訟務部門は,いわば国の「弁護士」のような立場で訴訟活動をしています。
国の代理人と聞くと,訴えた国民とは対立する立場に立つことから,変な感じを受けるかもしれませんが,国の財産はもともと国民の皆さんのものですから,個人や企業と国との紛争を適正・迅速に解決することは,国民の財産を守ることでもあるのです。
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