人権教室は,主に小学生と中学生を対象として,いじめを始めとした人権問題について考える機会を作ることによって,多様な考え方を認め合い,命の大切さや思いやりの心を醸成することを目的として,法務大臣から委嘱を受けた人権擁護委員が中心となって実施しています。人権尊重思想について,学年に応じて理解しやすい内容となるようDVDや紙芝居などの教材を活用して実施しています。
一例として,札幌市で行われている人権教室の教材例を掲示します。札幌市以外の地域については,札幌法務局人権擁護部又はその支局にお問合せください。
人権教室教材例小学校1,2年生向け(札幌市)
人権教室教材例小学校3,4年生向け(札幌市)
人権教室教材例小学校5,6年生向け(札幌市)
人権教室教材例中学生向け(札幌市)
『人権教室」申込みの流れ
人権教室実施申込書
※人権擁護委員は,人権擁護委員法に基づいて,人権相談を受けたり人権の考えを広めたりする活動をしている民間の方々です。
人権擁護委員制度は,様々な分野の人たちが人権思想を広め,地域の中で人権が侵害されないように配慮して人権を擁護していくことが望ましいという考えから設けられたもので,諸外国に例を見ない制度として発足しました。
現在,全国約14,000人の人権擁護委員が法務大臣から委嘱され,全国の各市町村に配置されて,人権擁護活動を積極的に行っています。