「Myじんけん宣言」を知っていますか?

更新日:2025年2月28日


 「Myじんけん宣言」とは企業、団体及び個人が、人権を尊重する行動をとることを宣言することによって、誰もが人権を尊重し合う社会の実現を目指す取組です。
 企業活動のグローバル化が進む中、投資家、市民社会、消費者等において、企業に対して人権尊重を求める意識が高まっています。
 また、「人権」は誰にとっても身近で大切なものであり、企業・団体及び個人が人権尊重の重要性を理解し人権課題に取り組むことは、誰もが人権を尊重し合う社会の実現に繋がります。
 法務省の人権擁護機関においても、企業・団体及び個人が、人権を尊重する行動をとることを宣言する投稿型コンテンツの特設サイト「Myじんけん宣言」への参加を呼び掛けており、1,000を超える企業・団体、2,000を超える個人の方が自らの人権尊重に対する決意等を「Myじんけん宣言」として表明しています(2025年2月現在)。

企業・団体が行う「Myじんけん宣言」

 企業・団体のトップや幹部の方が、人権に関する取組を行うとの決意を示すことによって、企業・団体の人権に関する取組を促すものです。
 「人権」は、誰にとっても身近で大切なものです。「人権」を難しく考えずに、「Myじんけん宣言」をして、誰もが人権を尊重し合う社会を、一緒に実現していきましょう。

「Myじんけん宣言」の内容について

 宣言の内容は自由ですが、世界人権宣言や、「ビジネスと人権」に関する国内行動計画を参考に、宣言を投稿してください。

「Myじんけん宣言」をするメリット

 企業が人権尊重の取組を行うことにより、消費者や企業の人権意識の向上による顧客の開拓や関係強化、従業員や取引先等の職場に対する満足度やモチベーションが高まることによる労働生産性の向上、社会における企業の印象や評価が高まることなどが期待されます。
 「Myじんけん宣言」をすることで、そのような人権尊重に取り組んでいる企業であることを内外に表明することができます。
 また、法務省作成の「ビジネスと人権に関する調査研究」報告書では、人権尊重の取組を進める際には、まず人権方針を策定し人権尊重責任を果たすというコミットメント(約束)を表明する必要があるとされており、「Myじんけん宣言」は人権尊重の取組を進めるための第一歩としても活用できます。

「Myじんけん宣言」についてもう少し詳しく知りたいときは

 以下のリンクから、「Myじんけん宣言」を行った企業・団体や「Myじんけん宣言」についての詳細を御覧いただけます。

「Myじんけん宣言」特設サイト

「Myじんけん宣言」をするには

 以下のリンクをクリックし、リンク先のフォームに必要事項を入力して送信してください。
 さっそく「Myじんけん宣言」をしてみましょう!(「Myじんけん宣言」特設サイトに繋がります。)

「Myじんけん宣言」をする(企業・団体の方)

個人の方が行う「Myじんけん宣言」

 自らが取り組む人権課題を選択し、宣言することによって、個人の人権課題への取組を促すものです。
 「Myじんけん宣言」を、人権に取り組むきっかけとしませんか。個人の「Myじんけん宣言」をすると、宣言書として印刷することができ、様々な場面で活用することができます。
 「人権」は、誰にとっても身近で大切なものです。「人権」を難しく考えずに、「Myじんけん宣言」をして、誰もが人権を尊重し合う社会を、一緒に実現していきましょう。

 宣言の内容は、チェックボックスから簡単に選択することができるほか、自由に記載することもできます。
 以下のリンクから、さっそく「Myじんけん宣言」をしてみましょう!(「Myじんけん宣言」特設サイトに繋がります。)

「Myじんけん宣言」をする(個人の方)

「Myじんけん宣言 性的マイノリティ編」

 性的マイノリティの方々に配慮した様々な取組を進めている企業等の皆様方に、その内容を公表していただくことにより、同様の取組を行う方々に参考としていただくとともに、一般の方々にも幅広くご覧いただくことで、多様性と包摂性のある社会の実現を目指す取組です。

 やり方は通常の「Myじんけん宣言」と同様です。
 以下のリンクから、さっそく性的マイノリティの取組に係る「Myじんけん宣言」をしてみましょう!(「Myじんけん宣言」特設サイトに繋がります。)

「Myじんけん宣言 性的マイノリティ編」をする(企業・団体の方)

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