供託をする場合,供託所(法務局)に供託金を納付しなければなりませんが,その方法は大きく分けて,三つの方法((1)現金納付,(2)振込納付,(3)電子納付)があります。
「電子納付」による方法は,銀行,ゆうちょ銀行(郵便局)等金融機関のインターネットバンキング,モバイルバンキング又はATMから支払うことができる方法であり,「ペイジー」の愛称で親しまれています。
金融機関のインターネットバンキングやモバイルバンキングをお使いの方なら,これらのメニューから「ペイジー」を利用することができますが,パソコンや携帯電話をお持ちでない方も,金融機関の「ペイジー」マークのあるATMで利用することができます。
電子納付を利用しますと,振込みをする場合に比べ,次のようなメリットがあります。
◆ 振込みをする場合に比べ,振込手数料が安くなります。
◆ 振込みをする場合と異なり,各金融機関の窓口営業時間外でも,ATM等を利用して供託金の納付ができます。
(※ ただし,金融機関によって,利用できる時間,利用できる金額に差がありますので,確認する必要があります。)
◆ 振込みをする場合と異なり,供託金を払い込んでから,約20分後に供託所窓口で供託書正本をお渡しできます。
(※ もちろん郵送料を負担していただくことで,御自宅等へ郵送することも可能です。)
電子納付を利用した供託申請の流れは,次のとおりです。
◆ 郵送又は窓口において,申請書を提出します。
◆ 申請受理後,ペイジーを利用した払込みに必要な情報が記載された「受理決定通知書」が,供託所から交付されます。
◆ ペイジーマークのあるATM等から「受理決定通知書」に記載されている情報を入力し,供託金を納付します。
◆ 供託所で入金が確認された後,供託書正本を郵送(又は窓口で交付)します。
「ATMを利用した供託金の納付方法」は,次のとおりです。 是非,御利用願います。