人権侵犯事件の調査・処理とはどのようなものですか。【人権擁護に関する質問】

 人権が侵害された疑いのある事件を,人権侵犯事件と呼んでいます。どういう場合に人権が侵害されたといえるかは,法律などに違反した行為だけに限らず,広く憲法や世界人権宣言の基本原則である人権尊重の精神に反するような行為であれば,やはりそれも人権侵害といえます。
 人権が侵害されているかどうかの調査は,関係者からの申出があったときのほか,人権擁護委員若しくは関係行政機関からの通報又は新聞,雑誌等の出版物の記事,放送,インターネットその他のものからの情報によって人権侵害の疑いのある事実を知ったときにも開始します。この調査は,あくまで関係者の協力によるいわゆる任意調査です。
 調査の結果,人権侵犯の事実が認められれば,事案に応じて,適切な処理をします。現に人権侵犯の状態が継続しているような事案では,関係者を啓発してそのような状態を排除し,被害者の救済を図りますが,既に人権侵犯が行われてしまっているような事案では,侵犯した本人やその者を指導・監督している人たちに対し,文書や口頭で反省を促して将来の再発を防止し,また,行政上の改善措置を必要とすると思われるときは,関係官庁へその旨通知します。

本Q&Aに関連する情報

人権相談トップページ(ひとりで悩まずにご相談ください)

人権擁護委員をご存じですか

鹿児島地方法務局鹿児島地方法務局の業務取扱時間
〒890-8518 鹿児島市鴨池新町1番2号
電話:099-259-0680