金銭債権が差し押さえられました。どうしたらいいですか。【供託に関する質問】

【差押が1つ届いた場合又は2つ以上届いた場合で差押債権額の合計がその債権を越えない場合】
 差押債権者に直接支払ってもいいですし,供託することもできます(民事執行法156条1項)。
 例えば,100万円の債権に対して,50万円の差押が届いた場合,次の3通りが考えられます。

(1)50万円を差押債権者に,残り50万円を本来払うべき差押債務者に直接支払う。

(2)差押債権者に支払うべき50万円を供託し,残り50万円を本来払うべき差押債務者に直接支払う。

(3)100万円供託する。


【2つ以上届いた場合で差押債権額の合計がその債権を越えた場合】
 必ず供託しなければなりません(民事執行法156条2項)。


【陳述書・事情届】
 裁判所から陳述書の提出を求められたときには,雇用主は,差押債権があるのかないのか,あった場合,支払う意思があるのか,ないのか(供託するのか)を知らせるための『陳述書』を裁判所に2週間以内に提出する必要があります。
 差押債権者に直接支払った都度又は供託をした都度,裁判所に『支払届・事情届』を提出する必要があります。


【供託所】
 債務履行地の供託所又はその債務履行地の最寄りの供託所。


※ 差押が競合する場合には,仮差押や滞納処分による差押などもありますので,詳しくは最寄りの供託所にお尋ねください。

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